ESOPとは

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ESOP

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ESOPとは、「Employee Stock Ownership Plan」の略称です。従業員の株式所有計画のことを表し、具体的には従業員に対して企業搬出によって行う退職者雇用者株式給付制度を指します。アメリカやイギリスに於いては制度化運用されていますが、日本に於いては明確な公式制度が現時点でありません。そのため制度ではなく金融スキームの一部と誤認されている傾向にあります。ESOPは母体企業が新株の発行や自己株式の搬出、資金搬出によって設立した信託形態のものです。金融機関からの借入の際に、母体となる企業から搬出を受けた株式などを担保にすることが出来ます。購入した母体企業の株式は、構成員(従業員)に割り当てられ、その構成員は退職時に給付されます。この制度がM&Aの対策として有効ではないかと注目されています。

お役立ち情報

M&Aは再生型であれば対象企業の救済となりますが、いつの間には持株比率がかわり、思わぬところで足元を救われるということもあります。ESOPが母体会社の搬出した資金によって母体会社の株式を取得すれば、安定株主を確保していることとなるのでは?という見地からM&A対策となると考えられています。しかし実際には商法や証券取引法のインサイダー取引規制、労働法の給与の現物支給禁止、税法の搬出菌損金算入などの絡みで、日本においてESOPを導入することは困難だとされています。この法制度が改正されたとしても、ESOPの「構成員の利益を優先すべきである」という受託者責任は履行すべきものです。敵対する買収者の出してきた提案が構成員にとって利益があるにもかかわらず、もし頑なに母体企業の株を所有することを主張すれば、受託者責任を履行していないと取られることになりかねません。M&A対策としてESOPが有効であるとは言えないのが現状です。

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