DIPファイナンスとは

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DIPファイナンス

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DIPファイナンスとはDebtor In Possession (占有を継続する債務者)の略語で、民事再生法などの倒産手続き開始後にも旧経営陣に経営を任せつつ、新たに資金を提供する金融手法のことを指します。本業に十分な実力があるなど再生か見込まれる企業の場合、一般的な倒産手続きのように管財人が経営権を握るより、旧経営陣に任せた方が現実的である、という場合があります。このような場合にDIPファイナンスが用いられます。

倒産手続きに入れば企業は資金繰りの急速な悪化に陥ります。例えば仕入れ先からの現金支払い要求などです。DIPファイナンスはこうした事情に対応するための短期融資の形をとることが多いです。ちなみにこの債権は、共益債権と位置づけられて再生企業の他の債務より優先されます。

なお再生計画が完了する前にM&Aによる買収があり、当該事業を買収する目的でDIPファイナンスを買収側が受けることも可能です。

お役立ち情報

過剰の負債を抱えた企業を再建するため、民事再生法などの法的再建手続きが今日では大きな役割を占めています。そして企業が再出発するうえで、再建の可能性にかける期待が大きい分、その再生手続きを確実にするための適切な資金調達が不可欠になります。その一方で、当該企業が本来再建させてしかるべき企業であるかどうかの判定は、モラルハザード、すなわち金融機関が道徳的節度を失って行動することがないように、十分な検討が必要です。

DIPファイナンスは、次の3つの形に分けることができます。

(1)認可前型:法的手続き申立後、再生計画人か決定前の段階にある再建企業に対する短期的な運転資金の融資。
(2)認可後型:認可決定後、再生計画期間(民事再生法では監督委員が監督する3年程度)の当該企業に対する短期的・長期な運転および設備資金の融資。
(3)M&A型:再生計画期間終了前に、第三者による事業買収を行う場合の当該第3者に対する融資。

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